スーダン・エチオピア国境越え!!












朝5時起床。



みんなはまだ起きてへんみたい。



バケツに水を汲んで、顔を洗う。



部屋に戻ると、みんな起きてきた。



さて、今日は国境越え!!



エチオピア入り!!













6時に宿を出る。



周りはまだ暗い。



まずはスーク・アル・コーダっていうバスステーションまでバスかタクシーで。



で、そこから、国境行きのバスに乗ります。



でもこの時間はバスはまだ走ってないっぽいので、5人で20ポンドでバンのバスを貸し切って、スーク・アル・コーダまで行ってもらう。



スーク・アル・コーダに着くと、客寄せのおっちゃんたちがわんさか寄ってきた。



国境のガラバート行きのバスを探す。



すぐに見つかった。



1人25ポンド。



見つかったけど・・・ただのバンやん・・・めっちゃ狭いし・・・



荷物をバンの屋根に載せて、乗り込む。



3時間だけやし、頑張るか。














国境に着いた。



バンを降りると、またもや人がわんさか。



これからの国境での手続きを案内してくれる人とか、ただの野次馬とか。



んで、両替できないコインを使うためにサンドイッチを買う。



その間にも、1人の男性が話しかけてくる。



ちょっと面倒くさい。笑












サンドイッチを買い終わったら、手続き。



まずはセキュリティへ。



パスポートを渡して、何かノートに書かれて終了。



次はカスタマーへ。



ここでも、パスポートを見せて、終了。



次は出国審査へ。



荷物を外に置いて、用紙に記入して、パスポートにスタンプをもらえば、無事、出国完了(*´▽`*)



で、ここに、闇両替商が登場。



レートも悪くないので、残ったスーダンポンドをエチオピアブルに両替しました。















さて、いよいよ国境越えです!!



歩いて橋を渡ります!



橋の真ん中の境目が国境だよって言われて、みんなではしゃぐ(*´ω`*)



身体半分はスーダン、もう半分はエチオピア~!



国境で反復横飛び~!



荷物だけ入国~!



とか下らんことを5分程堪能し、エチオピアへ!



エチオピア入りましたーーー!!



世界一周、36か国目!!













たった1本の国境。



でも、超えるとそこは、スーダンとは別世界。



まず、緑が圧倒的に増えた。



スーダンはひたすら砂漠やったのに対し、緑が美しく生い茂るエチオピア。



人々も全然違う。



スーダンは厳格なイスラム教やったのに対し、エチオピアはキリスト教。



肌を隠し、頭部を隠す女性はもういない。



エチオピアは自由の国なんだよ、と誰かが言った。
















エチオピア側で入国審査。



イミグレーションオフィスは、なんと、トタン屋根の掘っ立て小屋。笑



ひとりずつ、パスポートを渡して、写真を撮られて、指紋を取られる。



エチオピアで泊まるホテルの名前と電話番号も聞かれました。



何の質問もなく、さくっと終了。



国境越えの案内をしてくれた人から最後にお金を請求されるんじゃないかと、思ってたんですが。



全員の手続きが終了すると、その男性は、よかったね、じゃぁ、と言って去っていきました。



おい!!



ただのめっちゃいい人やん!!



疑ってごめん(*´Д`)!!!!















さて、エチオピアに入国したら、荷物検査です。



X線に通して・・・なんてハイテクなものはないので、ひとりずつ、カバンを開けて、職員に見せてます。



特に何も言われずに全員OK。















んで、実は、さっきから私たちに付いてくる1人の兄ちゃんがいまして。



彼が中々愉快な奴。



なのちゃんめっちゃ仲良くなってるし!!笑



ここからバスターミナルまでは4キロくらいあるらしく。



彼がトゥクトゥクを1人5ブル(約30円)でバスターミナルまで行けるように手配してくれました。



んで、途中、闇両替に寄って、ドルを両替。



で、バスターミナルに到着しました。















バスターミナルでもこの兄ちゃんが手配してくれて、ゴンダールっていう街まで、荷物代も含めて、1人100ブル(約600円)。



またもや、バスってゆっても、バンみたいなやつ。



これで、3時間、頑張ります。



荷物を車内に詰め込んで、出発!!



手配してくれた兄ちゃんとはここでお別れです。



良い奴やった。



多分、バスの運ちゃんからマージンもらってたけど。笑













バスはすぐに出発して、デコボコ道を気持ちよく走る。



風はまだかろうじて少し涼しい。



でも日が暑くなってきた。



と、突然、





バスンッ!!!!





え、何々(゚Д゚;)?!!





後ろの道路に、白い袋が落ちてる。



屋根に積んでた荷物が落ちたらしい。



白い袋の中には大量の洗濯洗剤の小袋。



何個かは袋が破れたらしく、白い粉が道にばらまかれる。















車を止めて、白い袋を救出しに行くドライバーと持ち主のおばあちゃん。



破れたのはそのままに、白い袋の口を止めなおして、また屋根に積む。



と、ここで、何故か私たちの荷物も屋根に積もうとするドライバー。





ちょっ!!!!!



何してんねん!!!!



今、まさに荷物落としたところやんけ!!!!



そんなの見せられて、上に積ませられへんて( ゚Д゚)!!!!





でもどうやら、積むらしい。



「お前荷物落としたらほんまにぶち殺すからな!!!!!」ってすごい剣幕でドライバーにくぎを刺すミナミ。



日本語で(゚∀゚)



伝わった(゚∀゚)



紐を取り出して、これでもかってくらいに、しっかり結んでくれている。



それを見守る日本人。



ドライバーには悪いが、私たちは、世界一細かくて、うるさい、日本人という民族なのだ。



しっかり結べよー。













でも、まだ縛り足りなかったので、とっきーの紐を借りて、縦にも結ぶ。



まぁ、これで、多分大丈夫やろう。



てかここで、気づいたんやけど、どうやら、私のバックパックの腰で止める部分のプラスチックの部品が割れている・・・



このバスのせいか、この前からなのか、わからんが。



アフリカに入ってから、ことごとく物が壊れていく。



バックパックカバーに引き続き、バックパックの部品まで・・・



アフリカ、舐めてた・・・



まだ完全に止められない事はないので、しばらくはミカちゃんの強力接着剤で補強しよう。



カリマーショップとかがあれば、部品だけ交換とかできるんやろうけど、アフリカにそんなん絶対ない。



てか日本にもカリマーショップってあんのか?



大事に使おう。



腰で止められなくなったら、17㎏すべてを肩が支えることになる。



そんなん、小学5年から肩こりに悩まされてる私には辛すぎる話や。

















荷物も結び終わり、バスはまた走り出す。



デコボコ道でバスが揺れるたびに、ちょっと不安になる。



途中、セキュリティチェックがあり、全員降りる。



ついでに屋根を見る。



あ、とっきーのバックパック、半分落ちとる。



でも、なんかうまい具合に止まってるし、これ以上は落ちひんやろう。



って思ってたけど、ドライバーがもう1本紐を持ってきて、更に結んでくれた。



てか紐もう1本あるんやったら最初っから出せよ( ゚Д゚)!!














セキュリティチェックでは、みんな荷物のリストを見せてるみたい。



私たちは何も言われなかったので、パスポートだけ見せて、バスに乗り込み、出発しようとする。



と、出発直前に、屋根の上の荷物の中身を確認させててくれって言われる。



いや・・・さっき更に厳重に結んだところやし!!てか結ぶ前に言えよ!!!!



絶対嫌!!



ってことで、国境で荷物チェックはしたし、服しか入ってへん。ってゆって、とっきーが抗議してくれる。



んで、持ってるものを口頭で説明してオッケーでした。



揉めるのが嫌な人は、持ち物リストなんか持ってたらそれを見せればオッケーぽいです。















さて、再出発。



日差しが暑い。



でも、風がめっちゃ冷たくなってきた。



と思ってたら、結構高地に来てたみたい。



山を登ったり降りたり。



景色がめっちゃキレイ。



前方に広がる山。



周りは緑いっぱいの高原。



時々現れる、木で作られた家。



そこに住む、色とりどりのワンピースを着た女性たち。
















家も、スーダンとは全く違う。



スーダンは砂漠地帯で、あんまり雨が降らないので、泥を固めて作ったレンガ作りの家やったんですが。



この辺りは木で作れた、家。



高地やし、雨も多いみたい。













途中の村?でちょっとバスが止まる。



他の乗客たちが村の女性から、水?を買ったみたいやけど、なんか揉めてる・・・



そこで雨が降り出す。



ちょ!!



ヤバい!!



屋根にある私たちの荷物が!!



濡れる!!



早くバスを出してほしい私たち。



でもまだ揉めてる乗客と村の女性。



結局、水を女性に返して、一件落着したみたい。



何を揉めてたんやろう??















雨は強く降ることもなく。



よかった・・・(*´Д`)



車内に入ってくる風がすごく冷たい。



汗をかいてた体に心地がいい。



てかちょっと寒い。














しばらくすると、少し大きめの町に到着。



ガソリンを入れてると、物売りの少年たちが群がってきた。



豆を炒ったものとか焼きトウモロコシを売ってる。



みんな、アジア人が珍しいのか、めっちゃ見てくる。



バスが出発し、バスの集金係の兄ちゃんから、さっき少年が売ってた豆をもらう。






・・・



うんめーーーー(・∀・)






炒った小さな豆。



めっちゃ美味い。



これから、バス移動のお供はこれやな、と思った。



手のひらに貰った豆を完食すると、また兄ちゃんが足してくれるっていう、わんこ豆状態。



でも、マジでいくらでも食べれる。



これはいい。















バスはまた走り出す。



もうすぐゴンダールに着くらしい。



バスステーションかホテル、どっちに行けばいいか聞かれる。



おお、ホテルまで行ってくれるのか。



16時頃、到着。



ホテルの前で止めてもらう。



すると、ホテルの前まで来たんやから、追加で5人で100ブル払えって言ってくる。



そんなアホな。



ホテルはバスステーションより近いねんけど。



そう抗議して、帰ってもらう。



とりあえず、荷物が落ちなくてよかった(*´ω`*)















ホテルは、Michael Hotelに目を付けてたんやけど、隣のLshape Hotelの方が安かったので、そっちにしました。



「LShape Hotel」



5人部屋、1人100ブル(600円)。



ホットシャワーあり。



wifiあり(弱い、遅い)



1階がレストラン。














宿を無事に確保し、しばらくはまったりタイム。



こんなにキレイで、wifiがある宿はめっちゃ久しぶり!!!



でも、ゴンダール、寒い・・・



高地で、天気悪いからかな・・・



昨日のスーダンとの温度差がヤバすぎるわ・・・













ATMでお金を下ろしに&夜ご飯を探しに外に出る。



ほんまに寒い。



私、タンクトップやったけど、寒すぎて、シャツとパーカーを羽織る。



スーダンにいたときは、この先、次寒さを味わえるのはいつやろうな~って思っててんけど、意外と早くその日は来たよね(・∀・)



無事にATMでスーダンブルをゲットし、夜ご飯を探す。













ここ、ゴンダールは街の中心になんか像が立ってて、その周りが繁華街みたい。



小さな高地の街。



なんだか景色が東南アジアとか、日本に似てて、和む。



人々の風貌は全然違うけども。



ご飯を食べれるところを探すけども、ピンとくるところがない。



でも、小さなスナックがめっちゃ多い。



薄暗い4畳くらいの店内に、5、6人が小さな椅子に座って、お酒を飲んでる。



日本の田舎の小さなスナックを連想させる。



なんだか懐かしい。



そうそう、スーダンはイスラム教の国やったので、お酒が全く手に入らなかったんやけど、ここ、エチオピアはキリスト教の国!!



お酒が飲めます(*´▽`*)!!!!



エチオピアのビールがあるみたい!!















結局、ごはん屋さんがいい感じのところがなかったので、宿の1階のレストランで食べることに。



途中、水を買ったんですが、水は2リットルで13ブル(75円)、チョコ17ブル(約100円)と、物価はスーダンより高め。



スーダンでは1.5リットルの水が4ポンド(約50円)で買えましたからね。



レストランでは、パスタとビールを注文。



パスタはツナパスタが48ブル(約273円)、ビールは14ブル(約80円)でした。



私は、普段はビールを飲まないんですが、せっかくお酒の飲める国に来たので、ビールも注文しました(*´ω`*)



パスタは・・・



細い!!



味は・・・



許容範囲!!



最近は、スーダン料理とかばっかりやったんで、久々のパスタ?。



私の手料理レベルのクオリティやったけど、美味しく頂きました(*´▽`*)
















さて、今日はもうゆっくり寝ましょう。
















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