ホルビラップとアララト山。






アララト山。





アララト山(アララトさん)は、トルコ共和国の東端にある標高5,137mの山であり成層火山である。

『旧約聖書』にでてくるノアの箱舟が大洪水の後、流れ着いたとされる山と目されて、12世紀以降にヨーロッパ人により命名された。アララト山は古くからアルメニア人の多く居住してきた地域(大アルメニア)の中心にあたり、アルメニア民族のシンボルとされる。オスマン帝国がこの地域を支配した時代まではアララト山の麓にはクルド人やトルコ人と入り混じりながらも数百万人のアルメニア人が暮らしてきたが、オスマン帝国末期、とくに第一次世界大戦中の強制移住によりトルコ領内からはほとんどアルメニア人はいなくなってしまった。このとき、相当の数のアルメニア人の人命が失われ、アルメニア人ジェノサイドとして国際的非難を浴びたが、トルコ政府はジェノサイドの事実を否認しており、長らく論争となっている(アルメニア人虐殺)。(Wikipediaより)





アララト山はそんな山です。









アルメニア人の誇りの山。



でもあるのはトルコ領。



アルメニア人虐殺により、トルコとの仲は激悪。







ノアの箱舟が漂着した山ってゆうのが面白い。







アララト山を初めて見たのは、イランのタブリーズからエレバンに向かうバスの中。




うわっ!!なにあれ!!



富士山みたいな山が二つもある!!



めっちゃキレイ!!




って思いました。









ほんと、富士山みたいなんです。



美しい。









この旅始めてから、色んな山を見た。



どれも、めっちゃデカくて、キレイで壮大やった。



でもアララト山を見て、”富士山みたいで”キレイって思ったんです。






今までそんなに富士山の事めっちゃキレイとかは思ったことなくて、



世界にはもっともっときれいな山もあるやろうって思ってた。






けど、富士山みたいに形が整ってて、雪がキレイにかぶさってる山って中々ないような気がする。



なんとなく、富士山は日本人の美の心にマッチする美しさやなぁ、とか思った。



富士山の美しい姿は、意識してなくても、日本人の心の中には刻まれてるんやなぁ。






う~ん、ちょっと自分が何ゆってるかわからんなってきた。













そんなアララト山の美しい姿を見たい。



エレバンから1時間くらいで、アララト山と修道院の美しいコラボレーションが見れるらしい。







よし、エレバンにも大分滞在してるし、これを見て、そろそろエレバン出るべ(*´ω`)















例によってKさんを連行。



駅裏のバスターミナルから、バスで簡単に行けるらしい。






あ、ホルビラップって書いてある。



このバスや。



あったあった。







バスは定刻の9時に発車。



そこから約1時間。



大分郊外まで来ました。



車窓からは、田舎ののんびりした景色が広がります。










と、遠くに修道院が見えてきました。



バスを降ります。



このバスの運転手さんは、旅行者用に、帰りのバスの時間を書いた紙を渡してくれます。



次のエレバン行のバスは13:30。



今は10:00。



めっちゃ時間あるやん(・∀・)






ま、ヒッチでもなんでもするべ、っつって、とりあえず修道院へ。












ぽかぽかいい天気です。



春の陽気。



気持ちいいな~!



ウズベキスタンでも春を味わったし。



今年は春を長く味わえて嬉しいなぁ~(*´ω`*)


























修道院まで1kmくらい。









ただ!!!



いい天気なんですが、



肝心のアララト山が、






見えません( ;∀;)!!!!!







雲がかかってて、裾しかみえない・・・






















ほんまは、修道院のバックに、アララト山が見えて、めっちゃキレイなはずなんです!!









う~ん・・・



アルメニアでは雨女を十分に発揮してしまっている・・・











修道院の中へ入る。



牧師さん?が話しかけてきました。






「君たち日本人?僕あの日本人歌手好きだよ~!」



え、だれだれ?



「みそら~・・・みそらひばり!!」



し、しぶっ!!



いや、でもめっちゃいいセンスやわ!!



「知らず~知らず~・・・♪」



しかもさびじゃなく、ちゃんと最初っから知ってる!!



私らでもさび以外は中々出てこないのに!!







そこから、”川の流れのように”が頭から離れませんでした(*´ω`*)



前に、シェムリアップの宿のNHKで演歌が流れてたんで、聴いてたんですが、演歌、いいですよね!!



日本ではあんまり聴く機会ないけど、演歌の歌詞とか、深いんですよね!













修道院では、はしごで暗い地下に降りたり。



景色見てぼーっとしたり。



隣の丘にのぼったり。





























それでも、アララト山は姿を現してはくれませんでした( ;∀;)



諦めて、帰る。



でもまだバスの時間じゃない。



歩きながらヒッチか。



でも車もそんなに止まらない。







結局、近くの町まで歩きました。



んで、商店の前でバスを待ってたら、お兄さんが乗った車が止まって、



「エレバン?乗っていく?」って。



「メルシーーーー(*´▽`*)!!」














お兄さんはエレバン駅からちょっと離れたところで下ろしてくれました。



ただ、1000ドラム要求されましたけどね!!



バスなら2人で700ドラムやったのに!!



しかも下ろしてくれたとこからエレバン駅まで地味に遠いけど!!



・・・でもお兄さん、ありがとう。






地味に遠かったエレバン駅まで頑張って歩き、



なんだか今日は2人とも疲れちゃいました。


















明日は、1週間いたエレバンともお別れ。



次の町、アラヴェルディに移動や~!


































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