やっと見れたブルジャンプ！

嵐の夜が明けました。



あれだけ鳴り続けた雷と、降り続いた雨も、朝には止んでました。
















朝5時に起こされて、硬い硬い教室のコンクリートで目が覚める。



意外とぐっすり寝てました。笑



寝返りの度に目は覚めましたが。



ちゃんとした建物やったんで、寒さは完璧にしのげましたね。



キングの家よりも良かったかもしれません。

ここを後にして、また村へ戻ります。



歯磨きだけ済ませる。



昨日は真っ暗でよくわからんかったけど、こんなとこやってんな。



また畦道を村へと歩く。



昨日は嵐の中、この道を無我夢中で走ったなぁ(゜_゜)

村へ行くと、バンナ族の皆さんは朝のコーヒータイムでした。



おじ様たちにおいで、と招かれて、私たちも混ざらせてもらいました。

ヘチマ？かなんかの入れ物に入ったコーヒーを頂く。



こ、これが、エチオピアの、しかも誇り高き民族さんのコーヒーか！！！！





・・・



う、うすっっっ(ﾟДﾟ;)






これは、アメリカ人もビックリの薄さ。



イタリア人なんかが飲んだら、お湯と勘違いするやろう。



いや、てか私たちが飲んでもただのお湯でした(;´∀｀)笑



ちょっと香ばしいお湯です。














マジの本場のエチオピアンコーヒーを頂いた後は・・・



来ました・・・



アレが・・・

どーーーーーん。



歓迎の時にキングの家で頂いたゲロ飲み物。



順番に回ってきます。



朝から刺激が強すぎるわ。



でも回ってきたからにはちょびっとずつ飲む。



ふぅ～頑張った～(;´∀｀)



って思ったらまた回ってくる・・・



私たちの周りを3つのゲロの入れ物が順番に回ってましたからね。



お願い！朝からもうヤメテ( ;∀;)

おじさんたちは美味しそうにごくごく飲んでますね。














そんな感じでバンナ族のみなさんとまったり朝を過ごす。



と、ここで、昨日のヤギの残りが朝ごはんとして出てきました。

何人かは、生臭いからもういらない、と言ってたんですが。



私、体調が完全回復しまして。



しかも好物のジャーキーっぽいやつ。



朝からヤギの足をむしゃむしゃ頂きました(*´▽｀*)















ここからブルジャンプまでが長かった・・・



色々始まるまで大分待ちました。



んで、顔のペインティングの儀式だ！ってやってたんですが。



みんなが囲むから、何をしてるのか見えず。



見えた人によると、口に含んだ牛乳みたいなのを頭に吹きかけられてた、と。



う～ん・・・ペインティング？！
















で、更にまたムチ打ちから始まります。



ラッパが聞こえてきて、親族の女性たちが次々にムチ打たれていきます。



そのまま、ちょと移動してまた打って・・・



ってしてたらその向こうの茂みから牛登場ーーーー！！！



どうやら、ブルジャンプでジャンプされる牛さんたちみたいです。



まだムチ打ってるのに！



もう順序とかほぼありません！！



めちゃくちゃです！！笑
















でもどうやら、進行はブルジャンプに向かってるみたいです。



牛さんたちを向こうの広場に追いやる。



と、ここで、



またムチ打ち始まったーーー(ﾟ∀ﾟ)！！！



どんだけムチ打つねん！！



しばらくまたムチを打って、やっと牛を一列に並べ始めました。



お、いよいよやな。



この上をブルジャンパーは飛ぶんやな！！

牛は全部で10頭ちょっと。



大きいのから小ぶりのまで。



1列に並びました！！



お・・・





きたーーーーー！！！

彼が全裸で勢いよく牛たちの上をジャンプしながら超えていきます。



これは、ブルジャンプと言うより、牛乗り越えやね！！



牛でできた橋を渡ってる感じ。



前から写真で撮ると、完全に彼の息子がプラプラ暴れてます！！



（バッチリプラプラしてる写真もあるんですが、ここに載せるのはやめときましょう。）



そんなことはお構いなしに、彼は5往復くらいして、終了。



見事、ブルジャンプを成功させました。



これでもう一人前の男です。



おめでとう(*´▽｀*)！

















飛んでたな～！



って余韻に浸ってたら、ガイドが、よし、帰るぞ！って。



え、早！！



ブルジャンプ見たらソッコー帰るみたいです。



まだ辺りの興奮は冷めやらぬまま、私たちは急いで荷物をまとめ、帰路へ。



また畦道を歩き、カイヤファールまで帰りました。















で、なんと私たちのガイドは、帰り道の途中で、「後はこの道をまっすぐだから！」と言い残し、友達のバイクの後ろに乗って、去っていきました。



な、なんて奴・・・



帰りのミニバスの面倒も見てもらいたかったのに！！



案の定、帰りのバスを捕まえるのがまた大変でした。



1人50ブルから一向に下げず。



今日はジンカの村でマーケットがあるから高いんだ、と言ってます。



そんなわけあるかい！と、ミニバスを探すも、他にはなく。



トッキーとミカちゃんとケンちゃんは、そのまま50ブルで乗って行っちゃいました。



でも私たち（ミナミ・ナノちゃん・アカネちゃん・ヨウスケさん・エリナちゃん）は絶対20ブルで帰る！！と決意し、ミニバスを探しました。



するとバスステーションにミニバンが入ってきて。



料金の収集係が、いつもの男の子。



この子なら、最初は50とかってゆってくるけど、最終20払ってオッケーやし、今回も大丈夫やろう、と乗り込み、無事に20ブルでジンカの町まで帰れたのでした。



ほらな！！



マーケットがあるから50ブルとか大嘘やんけ！！



ざまぁみろ<(｀^´)>















ジンカに帰り、さっそくジンカのマーケットへ行ってみました。



ここ、ジンカのマーケットでは、あのムルシ族も来るらしいのです！！



ツアーとかで村に行かなくても会える！！



わくわく！















・・・



結果を言いますと、ムルシ族さん。



いたのはいたんですが、マーケットに買い物に来てるので、唇のお皿を外してたり、おしゃれしてなかったりで。



私たちの想像するムルシ！とは程遠い風貌でした・・・(;´∀｀)



残念。



でも美味しそうなキャベツを5個で5ブル（約30円）でゲットできたのでよしとしますか！！



これでキャベツラーメンが作れるぞーーー！！