今日はモロンダバまで移動します!!
マダガスカルはアフリカ大陸の隣にあるので、パッと見、小さいように思えますが、実は日本よりも全然大きいのです。
その上、雨季になると道が通れなくなったりして、移動が結構大変らしい。
首都アンタナナリボはほぼ島の中央に位置します。
そこから、バオバブ街道のあるモロンダバへは長距離バスで約17時間。
夕方16時にアンタナナリボを出て、朝9時頃モロンダバに着きます。
で、この長距離バスの名前が”タクシーブルース”。
タクシーブルース!!
ブルースって何!!!笑
実際はただのバンなんですけどね。
これが、定員オーバーのマジで過酷なバンらしいんですが・・・
とりあえず、タクシーブルースに乗るためにタクシーブルー乗り場まで行きましょうかね。
これが、行先によって乗り場が違って、モロンダバ方面行きの乗り場は町の中心から結構離れてるんですよね・・・
なので、宿を出てタクシーを捕まえます。
乗り場までは12000アリアリ(約430円)でした。
相場は10000アリアリらしいです。
乗り場近くになったら、タクシーブルースの客引きが私の乗ってるタクシーに群がってきます。
「おい、どこに行くんだ!行先はどこだ!」って叫びながらタクシーにへばりついてる。
タクシーの運転手が、「モロンダバだよ」、って返すと、なぜか乗り込んでくる客引き。
なんか嫌な予感・・・
タクシーを降りると、その客引きにオフィスに連れていかれました。
とりあえず、金額を聞いてみる。
モロンダバまでは50000アリアリ(約1800円)だと言われる。
う~ん、もうちょっと安いはずなんやけど。
次にバンのチェック。
他の方のブログで見たんですが、このバンチェックが重要なんです。
知らんとチケット買って、乗り込んだらめちゃめちゃボロいバンやったとか、席が最悪な席やったとか、あるみたいです。
もちろん、フランス語は分からないので、バンを見たい、と身振り手振りで伝える。
見せてもらったバンは、まぁ可もなく不可もなく、って感じ。
キレイではないけど、エチオピアのバスとかに比べたら全然マシ。
で、もちろん、これだけでは決めません。
他の会社にも聞きます。
値段は同じ金額。
で、バンを見せてもらう。
バンもさっきと似たり寄ったり。
でもシートがさっきより堅そう。
この他の会社のバンをチェックしてる間も、最初の会社の客引きがずっと着いてくるんですよ。
で、「おい、こっちにしろ!わかった!40000アリアリでどうだ!」って勝手に値段が下がっていく。
ラッキー(*´▽`*)
最終、35000アリアリ(約1250円)まで下がったので、こっちの会社に決めました。
Mamaとかいう会社やったかな?
席も、運転手の横の窓側の席を指定。
席の場所もちゃんとチケットに書いて説明して、オッケーて言われたので、出発までそこに座って待ちます。
あ、その前に腹ごしらえ。
これから朝までの長いバス移動ですからね!!
定番のスープシノワーズ。
ウマい。
露天みたいなところで適当に食べてもウマい。
でも量が少ないんですよね・・・
なので、チキンも2つ食べました。
それで1700アリアリ(約60円)ですよ!!
ありえん!安すぎる!!
さて、お腹も満たされたし、バンで待ちますか。
↓アンタナナリボのタクシーブルース乗り場。
乗客、物売り、荷物がわちゃわちゃしている・・・
アフリカを南下して、やっとケープタウンという都会までたどり着いたのに、また混沌の世界に戻ってしまった・・・笑
最初は私しか乗ってなかったんですが、16時近くなると、乗客が乗り始めました。
って、ここで問題発生。
現地人のおばちゃんが、「そこ、私の席よ」、って言いだした。
え、でも私ちゃんと説明して確認してオッケー貰ったし!!
て、説明するも、おばちゃん譲らず。
確かに席にはおばちゃんのコートがかけてあって、おばちゃんのチケットには座席ナンバー2(運転手の横の窓側の席)って書いてあるんですが。
いやでも、私もちゃんと席のイラストまで書いて確認したし、譲れない!!
何より、これから夜を過ごすバンなのに、運転席の横の真ん中の狭い席とか嫌!!
ここはバトるしかない( `ー´)ノ
おばちゃんは諦めたのか、違う席に座る。
でも、後ろからちょいちょい「そこ、私の席よ。」ってゆってくる。
いや、うち絶対動かへんし!!
そんなやり取りをしつつ、ついに出発時間。
他の席はお客さんでほぼ埋まりました。
ここで、おばちゃん本気始動。
運転手やスタッフにも、「ここ、私の席よね!!」って猛抗議。
でもうちは動かず。
チケットを見せて反論。
ついにおばちゃん、力技で来た!!
うちの腕をグイグイすごい力で引っ張りだす!!
ちょ、痛い痛い(゚Д゚;)!!
いつの間にかうちの周りには人だかり。
スタッフやら野次馬やらが集まる。
んで、うちのチケットを手配したスタッフが登場。
「これ!!うちの席、ここやんなぁ?!!」って抗議する。
すると、スタッフが、うちの書いて確認した座席のイラストにバッテンを書いて、「お前の席は真ん中だ。」とか言い出した!!
「ちょ!!うち、めっちゃ確認したやんか!!!!」と抗議するも、
「お前の席は真ん中だ、このおばちゃんが窓側だ。」と言って譲らず。
おばちゃん得意げ。
は、腹立つーーーーー(-_-メ)
ここで譲っては日本女子の名が廃る!!
「うちの席ここやし!!!」
ってうちも譲らない。
そこでドライバーと英語の話せるお姉さんが登場。
「お願いだ、このおばちゃんに席を譲ってもらえないか。」
と、こんこんと説得される。
ふむ、このままでは埒があかなそうだ。
私ももう28歳。
いい大人である。
ここはひとつ、私が折れようじゃないか。
「じゃぁ、うちにオッケーってゆったクソスタッフがうちに謝ったら、隣の席に移ってあげる。」
(・∀・)
え、大人げない?笑
でもスタッフはあっさりと、「アイムソーリー。」
誠意が全く感じられへんかったけど、もうめんどくさくなってきたし、ええわ!!
そんなこんなで、結局うちの席は運転手の真隣の真ん中の席。
運転手がシフトレバーを動かすたびにうちの足にレバーが当たる。
うん、中々あかん席やね。
途中、21時くらいに夜ご飯休憩。
うちを説得してた英語の話せるお姉さんとレストランへ。
頼んだのはお馴染みスープシノワーズ。
あれ、昨日からこれしか食べてへん!!笑
お姉さんは旅が好きなので、英語が話せるらしい。
みんながご飯を終えてバンに戻ったところで、再度出発。
この辺からバトったおばちゃんとも仲良くなる。
バンの中で、おばちゃんが持ってきたUSBの音楽を流してたんですが、うちがそれにノったのが気に入ったらしい。
おばちゃんは、うちの為に足場を広く取ってくれたり、お菓子をくれたりしました。
バンは意外と快適で、結構寝れました。
で、気づいたら乗客の3分の2が降りてて、バンはガラガラ。
隣のおばちゃんも降りて行ったので、横になって寝る。
ガチ寝。
運転手には悪いけど、めっちゃ寝たわ。
8時くらいにモロンダバ近くの町に立ち寄り、そこでチキンを食べる。
んで、この辺からの景色がサイコーでした!!
じわりじわりと出てくるバオバブたち。
街道ほど群生はしてないんですが、ちょいちょい出てくる!!
最初の1本を見たときのテンションはやばかった!!
ワクワクが止まらんくて!!
いよいよ来たな!って感じ\(^o^)/
マダガスカルの牛はコブのあるゼブ牛。
中々美味しいらしい。
滞在中に食べてみようと思う。
9時ごろにはモロンダバのタクシーブルース乗り場に到着。
バスターミナル近くのいい宿「MENABE HOTEL」を発見し、そこに決めました。
大きなベッドの日当りのいい個室が25000アリアリ(約900円)、清潔で、シャワートイレファン付。
日当たりの悪い1階の部屋は18000アリアリ(約640円)でありました。
Wifiも割と早い。
日本人に人気の宿「Trecigogne」はバスターミナルからめっちゃ遠いのでやめました。
さて、疲れたのでちょっと休みましょうかね・・・(´ー`)
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