碧い目

ジロカストラでもう一つ見たかったのが、ブルーアイ。



一体なんのことなんでしょうか？




















ジロカストラからブルーアイへは、30分程度らしい。



あら、近いじゃないの。



でも、アルバニア、交通機関がイマイチなんですよね・・・



どうやって行くのか・・・
















朝、クロワッサンを食べて、出発です。



宿のオーナーに行き方を聞いてみましょうかね。



「ブルーアイ？！すぐだよ！30分くらい！宿の前の道をずっと下まで降りて、ナショナルロードに出たら、サランダ行のミニバスに乗ればいい！！」って。



なるほど、バスはバスターミナルから出てるわけじゃないのか。



ほんじゃぁ、行ってみますか。















宿の前の道を下って～・・・



これ、当たり前やけど、下ったら、また登らなあかんねんな・・・(*´Д｀)



ナショナルロードに着きました。



地図にはＳＨ4って表記されてる大きな道です。



でも、これってどこで待っててもいいんかな・・・

















しばらくウロウロしてたんですが、確証が持てないので、近くのガソスタのお兄さんに聞いてみることに。



「ブルーアイに行きたいんやけど・・・」



「ブルーアイ？！なんのことだ？」



あれ、通じない。



てか英語通じない。



宿のオーナーにはブルーアイで通じたのに。



そしたら、併設されてるカフェのお兄さんたち3人を呼んでくれました。



3人の内、1人がカタコトの英語を話せたので、相談してみます。



「ブルーアイに行きたいんやけど。」



「ブルーアイ？？？？」



やっぱり通じない。



じゃぁサランダでいいか。



「サランダ行きのミニバスはどこに来るんですか？」



「あぁ、サランダね。ここで待ってれば来るけど・・・多分2時間は待つよ。」って！



え！！！2時間！！！！



ちなみに今11時。



2時間もこんなとこで何もせずに待つとか無理！！



お兄さんたちは「ハハハ～！俺のカフェで待てばいいよ～！」って笑いながらまたカフェに戻って行きます。



いやでも2時間は無理。



どうしよう・・・



















しばらく悩んだんですが、ヒッチハイクすることにしました！



一人ヒッチハイクは初めて！！



ドキドキ・・・



んで、ヒッチハイクのポーズをガソスタのお兄さんに見せて説明したら、「じゃぁ、俺がガソリン入れに来るお客さんに聞いてあげるよ。」って。



やったーー！！



ありがたい！！！


















・・・でもお客さんあんまり来ない。



来たと思ったら、明らかにチャラそうなお兄やんばっかり・・・



ガソスタのお兄さんも人を選んでくれてるみたい。



う～ん、やっぱり自力でヒッチするか・・・








って思ってたら！！！！！




あーーーー！！！




サランダって書いたミニバス！！！！




来たーーーー！！！












なんと、ミニバスが来ました！



何が2時間やねんっ！！



あのお兄さんたちも適当やったんでしょうね～！



まぁ、よかったよかった！！



急いでミニバスを止めて、乗り込む。



すでに満員やったみたいですが、女の子を連れたおじいさんが、女の子を膝にのせて、席を空けてくれました！！



運転手さんにも説明して、あとは30分で到着するはず～＼(^o^)／



そうそう。



地元の英語が通じない人には、”シリ・カルタ”で通じます！


















ミニバスで山道をガタゴト。



横のおじいさんの膝の上の女の子がおやつとか食べてます。



・・・ん？



でもなんか様子が変・・・



て思ったら・・・





レロレロレロレローーーーー



Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！





女の子、吐いちゃいました。



車酔いですね。



間一髪でおじいさんの手で受け止める。



んで、近くのおばちゃんが袋を渡す。



その後、しばらく何回か吐いてました。



可愛そうに。



でも酔うほどの悪路ではなかったんですが。



西洋人が三半規管弱いってほんまなんですかね？

















んで、そんなことしてると、あっという間にブルーアイへ到着。



こんな看板が道路脇に立ってます。

ちょっと歩くと、こんなゲート？も。笑

でも、このちょっとしょぼい感じがたまらんわ。




















で、ここから、ちょっと歩くんですよ。



教会を通り越して、5分くらい歩いたら、左に、入口？ゲート？があります。



おじさんがいて、入場料を徴収されます。



50レク（約50円）やったかな？



でも、私細かいお金を持ってなくて、大きいの渡そうとしたら、おじさんが、もういいよ、って笑顔でゆってくれました！



んで、そこから15分～20分くらい歩きます。



意外と遠い・・・

しかも、道が砂の道なので、車が通るたびに砂埃がやばい・・・

















で、到着しました！

シーズン中はカフェとかもやってて、意外にお客さんが多かったです！



看板に従って、進んでいくと・・・










どーーーーーん。

これです。



ブルーアイ。



湖の事やったんですよ。



水が下から湧き出てるらしいんですが、そこがめちゃめちゃ碧い。



なんでかというと、実はめっちゃ深いみたい。



確かに、深そうなところは、碧って言うより黒い。

で、碧いところもキレイなんですが、そもそも、水がめちゃめちゃキレイ。

ほんまにめちゃめちゃキレイ。



日本の湖代表、琵琶湖。



負けました・・・(*´Д｀)



琵琶湖も全体がこれくらいキレイやったらもっと他府県からも観光に来てくれるのかな～？



いや～それにしても、ブルーアイ、ほんまにキレイやった。



湧き出てるとこから始まって、川になって流れてるんですが。



その川がなんだか、モネの睡蓮とか、オフィーリア（作者知らん！）を思い起こさせるような、神秘的な感じ。



周りにはこれまた碧いトンボがたくさん飛んでるんですよ。



それも神秘的。



まだまだあんまり観光地化されてなくて、ほんまに山の中に自然にある感じがよかったです！





















しばらくブルーアイを堪能して、コーラでちょっと休憩。

て、休憩してたら雨が降ってきました！！



やばい！！



小雨になったのを見計らって帰ります！！




















ミニバスで下ろされた道に戻り、またミニバスが通るのを待ちます。



ひたすら待ちます。



なんかね、反対方向のサランダ行はめっちゃ通るんですよ。



でもジロカストラ行が中々来ない。



最終はヒッチか・・・とか考えつつ待つ。



ようやく来ました。



40分くらい待ちましたかね。



乗客は私を含めて4人のみ。



















明日のティファナ行のバスを調べたかったので、バスターミナルで下ろしてもらいました。



てかバスターミナルあったのか！！



実際はバスターミナルってゆうより、バス会社の前でしたが。



ティファナ行は結構本数あります。



7時、8時、10時・・・



何時にしようか迷ってたら、受付のお姉さんが、



「私、明日もいるから、明日バス乗る直前でもチケット買えるわよ。」って。



じゃぁそうしよう、と、チケットは買わずに帰りました。



















帰りもまた坂道を上って。



しかも雨めちゃめちゃ降ってくるし・・・



バックパックがないと、全然楽ですけどね！



このおかげで、世界一周終わったら、おしりが10センチくらい上がってたらいいのに！！



















帰り道、ちょうど、夜ご飯の準備の時間なんですかね。



どこからともなく、ご飯のいい香りが・・・



あぁ・・・この時間好きやなぁ。



夕暮れに、ご飯のいい香り、子供たちのはしゃぐ声。



う～ん・・・郷愁ってこのことを言うんでしょうか。



















夜ご飯はまたもや下のレストランで。



パスタ。

あまりに安いので、今日はワインも飲みます！



うまうま。



安いのに、ボリュームはたっぷり。



アルバニア、いいなぁ。